Tomotaka Abe, Giám đốc điều hành của Abe Yoando Pharmaceutical, chia sẻ những hiểu biết sâu sắc về tuổi trẻ và thành công thông qua đối thoại với những người khổng lồ đang hoạt động trên tuyến đầu của tất cả các ngành công nghiệp.
記念すべき第1回は、現KDDIの創業者・千本倖生さんにお話を伺います。
千本さんがどのようにして若々しさを保ち、長年にわたる成功を収め続けることができたのか、その秘訣を深掘りしていきたいと思います。
Cưỡi trên xu hướng đi lên, hình ảnh của nhà lãnh đạo mà Nhật Bản cần trong tương lai
阿部 最近ですと、学生起業された方や、若い経営者の方で「18時以降は予定があるので帰ります」と退社する経営者も多いというようなことを耳にしました。それを聞いて、僕は「日本は大丈夫だろうか。株価が最高値を更新して“これから”という時に、ちょっと心もとないな」と感じてしまったのです。若い方達の勢いはどうなんだろう、と。また違う価値観があるのかもしれないので、何とも言えないのですけれども。
千本 私は、日本は2023年で景気・相場が回復基調に入ったと思っています。過去が30年ダメだったと新聞が書いたとしても、これからもダメだということはありません。私は半年前から言ってきましたが、その後、株価がうわっと上がりましたよね。
阿部 上がっていますね。破竹の勢いです。これは一体何が要因なのでしょうか。
千本 やはりベースは企業収益です。1980年のバブルの時代は、企業収益がついていなかったのです。「買うから上がる、上がるから買う」で実態がない状態で株価が上がっているように見えていましたが、今回は明らかに実態があります。日経を見ていても、8割の企業が増収増益になっています。この株価については、かなり実態の裏付けがあるので、私は高すぎるとは思いません。この30年の間に、日本でやっと株が戻ったでしょう。アメリカではその間にも株価を更新し続けて、10倍以上になっています。だから、私は株価が5万円になっても別に不思議はないと思います。アメリカはそれで言うと、20万ぐらいになっているんだから。
阿部 なるほど、まだまだ上向く可能性はあるということですね。
千本 今株価が上がっているのは、トヨタやパナソニックなどの大企業だけですが、日本の90%を占める中小企業の株価は上がってないんですよ。この中小企業の株価が上がらない限り、そこで勤める従業員は幸せになりませんね。幸せにするなら、株価に関係なく給料を上げるしかありません。ただ、これから中小企業の株価が上がってきたら、本物になりますよね。
阿部 久しぶりに、この日本が元気になりますね。
千本 私は良くなると思います。これから2050年に向けて、日本は躍動の年になると思っています。
阿部 これは楽しみですね。
Senmoto: Tôi rất mong chờ nó. Trên thế giới, mọi người đều đang nhìn xuống, vì vậy nó "khác nhau". Từ giờ trở đi, tôi muốn nói "hãy nhìn lên".
阿部 そうですね。また、例えばTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)の熊本工場新設の話題や、国内企業の海外工場の国内回帰など、投資が集まってるという良い側面もありますね。
千本 1つのいい側面ですね。ただ問題もあって、TSMCに引っ張られて、その工場を日本に作ってもらってる、というのはダメですよね。日本からTSMCのような企業が出ないと。自分たちで開発できるようなバイタリティを、もういっぺん作らないといけない。
阿部 そのバイタリティーというのは、それこそ戦後の経営者の方々が持っていたものをイメージしたらよいでしょうか?それこそ盛田昭夫さんや、本田宗一郎さんですとか。
千本 そうですね。現代なら、TSMCのモリス・チャンはすごかったですよ。私はモリスをよく知ってるけど、今、93歳かな。まだ、現役ですよ。20年前、「半導体に対しては絶対投資しない、投資しても意味がない」という時代に、モリス・チャンは東芝やモトローラなどに対して「俺はやる」と言って、何兆円といった金額をバーンと投資したのですよ。それがTSMCです。
これがリーダーの役割です。“決断する、リスク取る、巨大な投資をする”。盛田さんや稲盛さんなど、昔はそういうリーダーがいたのですが、今はいないですよね。